ナムラリュージュ（2001年生、母バーハレン）

Namura Ryuju

2001.05.12

ナムラリュージュ（2001年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋竜樹（八宗の祖）」。毛色は青毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時11歳）と交配したバーハレンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤 和明。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害6戦3勝2着2回。2005年の阪神スプリングジャンプ(JG2)に勝利した他、2004年の京都ハイジャンプ(JG2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

1月5日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

4月3日、中8週で迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦0勝）。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

10月3日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた9戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウジェイルに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月13日、中2週で迎えた10戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードプリヴェイルから約10馬身差の2着となった。

12月11日、中3週で迎えた11戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で高野容輔騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコアレスプレジャーをハナ差制して2勝目をつかんだ。

4歳（2005年）

1月29日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったラージヒルジャンプからクビ差の2着に惜敗した。

2月12日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3790m 曇）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた14戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラージヒルジャンプに7馬身の差をつけて重賞ウィナーの称号を勝ち取った。