シンボリマーシャル（2005年生、母フリクション）

シンボリマーシャル（2005年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ノーベル賞受賞者名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリスウォード（当時10歳）と交配したフリクションが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は千葉県、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方17戦0勝。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月16日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月8日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

3歳（2008年）

1月13日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

1月27日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6月22日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

7月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月2日、中3週で迎えた9戦目は、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

10月28日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月15日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた12戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた13戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、寒椿特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月16日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた15戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた16戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた18戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた20戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた21戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月22日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月29日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた23戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月9日、中0週で迎えた24戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた25戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた26戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤智久騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月17日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤智久騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。