ソリッドアクシス（2012年生、母Sister Quick）

ソリッドアクシス（2012年4月8日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「強固な軸」。毛色は栗毛。種牡馬のFlashy Bull（当時9歳）と交配したSister Quickが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦1勝、中央障害6戦0勝2着2回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2014年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

12月7日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフェイフェイに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2015年）

2月7日、中8週で迎えた2戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

3月28日、中6週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5月16日、中6週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

7月26日、中9週で迎えた5戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

12月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

4歳（2016年）

2月4日、中7週で迎えた8戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では生来の負けじ魂を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月24日、中6週で迎えた9戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、マルチフェイス特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた10戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内小雨/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウヒデタダから3馬身差の2着となった。

6月18日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2017年）

3月22日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、逆瀬川特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた14戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は山本康志騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったステージジャンプから1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月8日、中7週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。