ヴォータン(2007年生、母シャインアイモード)

Wotan

2007.05.14

ヴォータン(2007年5月14日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オペラ『ラインの黄金』の登場人物」。毛色は鹿毛。種牡馬のサイレントハンター(当時14歳)と交配したシャインアイモードが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は戸田 ゆり子。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の野菊賞。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎(栗東)へ入厩。

2歳(2009年)

7月18日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬小倉芝1200m 晴/良)に出走。馬体重は438kg。17頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利小倉芝1200m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手(1戦0勝)。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利小倉芝1200m 雨/重)に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手(2戦0勝)。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞小倉芝1200m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手(3戦0勝)。17頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた5戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、2歳荒尾ダート1300m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイスプリントに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

10月15日、中2週で迎えた6戦目は、2歳荒尾ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手(1戦1勝)。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドエンゼルから約16馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ荒尾ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手(2戦1勝)。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、2歳荒尾ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手(3戦1勝)。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアソノビックガールに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の野菊賞荒尾ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手(4戦2勝)。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドエンゼルに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

12月17日、中2週で迎えた10戦目は、2歳荒尾ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手(5戦3勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳(2010年)

2月10日、中7週で迎えた11戦目は、3歳戦のミヤマキリシマ特別荒尾ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手(6戦3勝)。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月15日、中8週で迎えた12戦目は、3歳オープンのスイートピー賞荒尾ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手(7戦3勝)。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の肥後はなしょうぶ賞荒尾ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は9戦連続で牧野孝光騎手(8戦3勝)。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた14戦目は、3歳荒尾ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は10戦連続で牧野孝光騎手(9戦3勝)。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。