ラバタンシン(2020年生、母ダンスアミーガ)

Lavatanssin

2020.03.02

ラバタンシン(2020年3月2日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フィンランドの踊り。男女ペアで踊る」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア(当時10歳)と交配したダンスアミーガが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎(栗東)へ入厩。

2歳(2022年)

7月30日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬新潟芝1600m 外回り 晴/良)に出走。馬体重は482kg。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月1日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利中京芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手(1戦0勝)。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビップクロエを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

11月6日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利東京芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で岩田望来騎手(2戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利東京芝2000m 晴/良)に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

3歳(2023年)

1月22日、中8週で迎えた5戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利小倉芝2000m 曇/良)に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、ブレイヴロッカーに3/4馬身交わされて2着となった。

2月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利小倉芝2000m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手(1戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月25日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利阪神ダート2000m 曇/重)に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は岩田望来騎手(3戦0勝)。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

4月29日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利新潟芝2000m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は今村聖奈騎手(2戦0勝)。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったウイニングライブにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利京都芝2000m 曇/稍重)に出走。鞍上は岩田望来騎手(4戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた10戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利函館芝2000m 晴/良)に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた11戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利函館芝2600m 曇/稍重)に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利札幌芝2000m 曇/稍重)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は今村聖奈騎手(3戦0勝)。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4歳(2024年)

1月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、小牧加矢太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利小倉障害芝2860m 晴/良)に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた14戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス小倉芝2000m 晴/稍重)に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月25日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス小倉芝2600m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手(1戦0勝)。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3月9日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス中京芝2200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手(2戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。