モンテアーサー（2016年生、母ラストワルツ）

モンテアーサー（2016年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時17歳）と交配したラストワルツが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。2018年の野路菊ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって777.6万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、毛利喜昭によって1,836万円で落札された。

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

8月5日、デビュー戦はJ.モレイラ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るラギッドを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月15日、中5週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。