ジャズピアニスト(2020年生、母サトノサクラ)

Jazz Pianist

2020.05.15

ジャズピアニスト(2020年5月15日)は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ジャズを演奏するピアニスト」。毛色は芦毛。種牡馬のレッドファルクス(当時9歳)と交配したサトノサクラが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2023年の大感謝!グランデサイズだねい賞(一般C2六)。

経歴

デビュー前

坂口智康厩舎(栗東)へ入厩。

2歳(2022年)

6月12日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬中京芝1200m 晴/良)に出走。馬体重は458kg。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

11月12日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利福島ダート1150m 晴/良)に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見所を作れず15着に終わった。

3歳(2023年)

3月5日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利阪神ダート1200m 晴/良)に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

4月23日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利福島ダート1150m 晴/良)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手(1戦0勝)。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、5着を確保した。

5月13日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利新潟ダート1200m 晴/良)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鷲頭虎太騎手(2戦0勝)。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の氷ノ山特別園田ダート1400m 曇/良)に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月12日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利札幌ダート1000m 晴/良)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は鷲頭虎太騎手(3戦0勝)。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利札幌ダート1000m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手(4戦0勝)。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

2023年9月2日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

デビュー前

橘友和厩舎(岩手)へ入厩。

10月10日、デビュー戦は高橋悠里騎手を鞍上に据えて、一般C2三盛岡ダート1400m 小雨/不良)に出走。7頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月23日、中7週で迎えた9戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2盛岡ダート1000m 晴/不良)に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2六盛岡ダート1400m 曇/稍重)に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた11戦目は、大感謝!グランデサイズだねい賞盛岡ダート1200m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手(1戦0勝)。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のキセキノホシを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳(2024年)

1月12日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、4歳C3浦和ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ツーエムフリークに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月1日、中2週で迎えた13戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四五川崎ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた14戦目は、4歳C3浦和ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手(1戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月25日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、4歳C3浦和ダート1500m 曇/稍重)に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のペイシャキネマを3/4馬身振り切って2勝目を手に入れた。