スーパーラッキー（2019年生、母ファインセイコー）

スーパーラッキー（2019年1月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「超ラッキー」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時16歳）と交配したファインセイコーが19歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は市川牧場。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって770万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、重野心平によって1,155万円で落札された。

新谷功一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

6月19日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

9月18日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメズメライザーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアスターモノゴンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの中京2歳ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3歳（2022年）

11月5日、約10か月半の休養明けで迎えた5戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

2022年11月26日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2023年）

10月5日、約10か月半の休み明けで迎えた7戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、馬産地日高賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1三四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷内貫太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着を確保した。

12月8日、中2週で迎えた10戦目は、子どもの食支援賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったエスプリアラジンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

12月30日、中2週で迎えた11戦目は、乃木坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

5歳（2024年）

3月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。