キステナ（1993年生、母Mabrova）

Kistena

1993.01.23

キステナ（1993年1月23日）は、フランスで生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のMiswaki（当時15歳）と交配したMabrovaが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外17戦6勝。1996年のアベイ・ド・ロンシャン賞(仏・G1)に勝利した他、1996年のセネトワーズ賞(仏・G3)を制するなど、G1級競走1勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

2歳（1995年）

5月24日、O.ドゥルーズ騎手を鞍上に据えて、3頭立てのレースに臨んだ。3着に敗れた。

6月30日、2歳G3のブワ賞（フランス・シャンティイ芝1000m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でO.ドゥルーズ騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気でレースに臨んだ。3着に終わった。

8月1日、2歳G3のカブール賞（フランス・ドーヴィル芝1200m）に出走。鞍上は3戦連続でO.ドゥルーズ騎手（2戦0勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったWith Fascinationから3馬身差の2着となった。

8月16日、2歳戦のヴァリドージュ賞（フランス・ドーヴィル芝1000m）に出走。鞍上は4戦連続でO.ドゥルーズ騎手（3戦0勝）。7頭立てのレースに臨んだ。3着に敗れた。

3歳（1996年）

4月12日、3歳戦のアンプリュダンス賞（フランス・エヴリー芝1300m）に出走。8頭立てのレースに臨んだ。5着に敗れた。

6月17日、鞍上はO.ドゥルーズ騎手（4戦0勝）。11頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のCroft Poolを短アタマ差制して初白星を挙げた。

7月12日、G3のリオランジス賞（フランス・エヴリー芝1200m）に出走。鞍上は2戦連続でO.ドゥルーズ騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったMiesque's Sonから短アタマ差の2着に惜敗した。

8月25日、G3のモートリー賞（フランス・ドーヴィル芝1200m）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のTitus Liviusに2馬身半の差をつけて重賞ウィナーの称号をゲットした。

9月17日、G3のセネトワーズ賞（フランス・メゾン＝ラフィット芝1200m）に出走。鞍上はO.ドゥルーズ騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のDon't Worry Meに2馬身半の差をつけて2つ目の重賞タイトルを掴み取った。

10月6日、G1のアベイ・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1000m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でO.ドゥルーズ騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のAnabaaをクビ差制してG1初挑戦初制覇を成し遂げた。

4歳（1997年）

9月19日、G3のセネトワーズ賞（フランス・シャンティイ芝1200m）に出走。鞍上は3戦連続でO.ドゥルーズ騎手（8戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。3着に敗れた。

10月5日、D.ブフ騎手を鞍上に迎えて、G1のアベイ・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1000m）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月26日、G3のプティクヴェール賞（フランス・ロンシャン芝1000m）に出走。鞍上はO.ドゥルーズ騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番ゲートからスタート。最後は、勝ったHever Golf Roseから1馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、T.ジャルネ騎手を鞍上に迎えて、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。