キーパンチ（2017年生、母マンノアクトレス）

キーパンチ（2017年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+パンチ」。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンボス（当時22歳）と交配したマンノアクトレスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中本牧場。2022年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)で2着に入った他、2022年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月12日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 雨/不良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

3歳（2020年）

2月1日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた4戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

4月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

5月16日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた7戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2600m 外回り晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月22日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月17日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2021年）

2月14日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月14日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオビヨンドから4馬身差の2着となった。

5月8日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で熊沢重文騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月14日、中9週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で熊沢重文騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月26日、中5週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で熊沢重文騎手（8戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

10月24日、中3週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で熊沢重文騎手（9戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテーオーソクラテスに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5歳（2022年）

2月12日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で熊沢重文騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5月28日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャイニーゲールから半馬身差の2着となった。

7月9日、中5週で迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝3390m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。