シュガーリック（2006年生、母リンドアマゾネス）
Sugarlic
2006.05.05
シュガーリック（2006年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエーピーダンサー（当時16歳）と交配したリンドアマゾネスが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、地方37戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は2010年のおひつじ座特別(一般C1三)。
経歴
デビュー前
山藤統宏厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2008年）
10月31日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。
12月31日、中8週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。
3歳（2009年）
1月21日、中2週で迎えた3戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
2月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。
3月25日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。
4月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。
9月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。
10月22日、中2週で迎えた8戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。
11月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセイウンコイノウタに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
12月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したキャロットゴールドに3/4馬身届かず2着に敗北した。
12月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。
4歳（2010年）
1月22日、中4週で迎えた12戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。
2月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るウンリュウを別次元の末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。
3月3日、中3週で迎えた14戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を披露し、3着に入った。
3月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（6戦1勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のファサードに1馬身1/4の差をつけて2勝目をゲットした。
4月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったキーンブレイドに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
4月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（8戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメジャーヴィーナスを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。
5月17日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のクリールボルケーノを3/4馬身振り切って3勝目を掴み取った。
6月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（10戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。
6月29日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（11戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るハナマイを交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて4勝目をつかんだ。
7月29日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（12戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサウンドグロリーを3/4馬身振り切って1番人気に応えた。
8月29日、中3週で迎えた22戦目は、晩夏特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎駿騎手（13戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
9月13日、中1週で迎えた23戦目は、おひつじ座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎駿騎手（14戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコウギョウダグラスをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。
5歳（2011年）
1月31日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた24戦目は、ガーネット特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎駿騎手（15戦6勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
2月14日、中1週で迎えた25戦目は、春雷特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で石崎駿騎手（16戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。
3月10日、中2週で迎えた26戦目は、春水特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で石崎駿騎手（17戦6勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。
4月18日、中5週で迎えた27戦目は、桜坂特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で石崎駿騎手（18戦6勝）。15頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、勝ったデジタルタイフーンにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。
5月27日、中5週で迎えた28戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で石崎駿騎手（19戦6勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。
6歳（2012年）
1月19日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた29戦目は、一般B3四 C1四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で石崎駿騎手（20戦6勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。
2月17日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で石崎駿騎手（21戦6勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
7月30日、約5か月半の休み明けで迎えた31戦目は、夏祭り特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で石崎駿騎手（22戦6勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。
8月17日、中2週で迎えた32戦目は、ほうおう座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で石崎駿騎手（23戦6勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキャニオンブレイクにねじ伏せられて6馬身差の2着となった。
8月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で石崎駿騎手（24戦6勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったベッロガナドールに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。
9月21日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で石崎駿騎手（25戦6勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったサンドグラスにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。
10月5日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は21戦連続で石崎駿騎手（26戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。
10月26日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で石崎駿騎手（27戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。
11月15日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で石崎駿騎手（28戦6勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。