トオノクィーン（2004年生、母スタックオンユー）

トオノクィーン（2004年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「遠野の女王」。毛色は栗毛。種牡馬のシアトルスズカ（当時13歳）と交配したスタックオンユーが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月25日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた3戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の牡丹賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。