ダイキチヘイロー（2004年生、母クィーンヘイロー）

ダイキチヘイロー（2004年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のキョウワダイキチ（当時9歳）と交配したクィーンヘイローが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は（有）協和牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方23戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の玄界灘特別(A2 A3)。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

1月21日、デビュー戦は難波剛健騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したグッドヘラクレスに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3月3日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で難波剛健騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で難波剛健騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョーブリスから1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で難波剛健騎手（6戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は8戦連続で難波剛健騎手（7戦0勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

7月22日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で難波剛健騎手（8戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で難波剛健騎手（9戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で難波剛健騎手（10戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

10月28日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で難波剛健騎手（11戦0勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

12月1日、中4週で迎えた13戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、菊池川特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

12月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

4歳（2008年）

1月4日、中2週で迎えた15戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、関門海峡特設（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず12着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた16戦目は、霧島賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったナセから1馬身半差の2着となった。

2月24日、中3週で迎えた17戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、五ヶ瀬川特別（佐賀ダート1750m 小雪/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた18戦目は、KJ2のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた19戦目は、六角川特設（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

5月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、周防灘特別（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた21戦目は、錦江湾特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた22戦目は、遠賀川特別（佐賀ダート2000m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（7戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、大分川特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（8戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた24戦目は、筑後川特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山下貴光騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた25戦目は、玄界灘特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で山下貴光騎手（10戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のギオンパワーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月10日、中3週で迎えた26戦目は、霧島賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山下貴光騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた27戦目は、緑川特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で山下貴光騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた28戦目は、大淀川特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で山下貴光騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山下貴光騎手（14戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた30戦目は、菊池川特別（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で山下貴光騎手（15戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた31戦目は、日向灘特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で山下貴光騎手（16戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

5歳（2009年）

1月12日、中2週で迎えた32戦目は、有明海特別（佐賀ダート1800m 雪/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で山下貴光騎手（17戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた33戦目は、球磨川特別（佐賀ダート2000m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は16戦連続で山下貴光騎手（18戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた34戦目は、唐津湾特別（佐賀ダート1800m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は17戦連続で山下貴光騎手（19戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた35戦目は、五ヶ瀬川特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は18戦連続で山下貴光騎手（20戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。