オミクロン（2001年生、母Ost Tycoon）

オミクロン（2001年3月21日）は、アイルランドで生まれた競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のGermany（当時10歳）と交配したOst Tycoonが8歳のときに産んだ仔が本馬である。2007年、2008年と二聖モスクの守護者カップ(沙・G1)で2回3着に入った他、2004年のドイチェスダービー(独・G1)で3着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

3歳（2004年）

4月18日、3歳G3のドクトルブッシュメモリアル（ドイツ・クレーフェルト芝1700m）に出走。8頭立ての6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月16日、3歳G2のメールミュルヘンスレネン（ドイツ・ケルン芝1600m）に出走。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月13日、A.デフリース騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のウニオンレネン（ドイツ・ケルン芝2200m）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったMalinasから1馬身3/4差の2着となった。

7月4日、3歳G1のドイチェスダービー（ドイツ・ハンブルク芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でA.デフリース騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。

8月15日、G1のラインラントポカル（ドイツ・ケルン芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でA.デフリース騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月5日、M.ドワイヤー騎手を鞍上に迎えて、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月3日、G3のドイツ統一賞（ドイツ・ホッペガルテン芝2000m）に出走。鞍上は2戦連続でM.ドワイヤー騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のAnna Victoriaに3/4馬身の差をつけて待望の重賞初制覇を果たした。

11月7日、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、G1のローマ賞（イタリア・カパンネッレ芝2000m）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月28日、G1のジャパンカップダート（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続でA.スボリッチ騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

4歳（2005年）

3月5日、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、G2のジェベルハッタ（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝1777m）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月26日、A.ソリス騎手を鞍上に迎えて、G1のドバイシーマクラシック（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝2400m）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月11日、4頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったDayem Izzanaから3/4馬身差の2着に敗れた。

12月2日、2頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったAlmohtaramから1馬身1/4差の2着に沈んだ。

12月29日、3頭立てのレースに臨んだ。3着に敗れた。

5歳（2006年）

1月26日、16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月10日、鞍上はM.キネーン騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2007年）

1月19日、4頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のFortに2馬身1/4の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

2月16日、G1の二聖モスクの守護者カップ（サウジアラビア・ジャナドリヤダート2400m）に出走。4頭立てのレースに臨んだ。3着に敗れた。

7歳（2008年）

2月15日、G1の二聖モスクの守護者カップ（サウジアラビア・ジャナドリヤダート2400m）に出走。鞍上はM.キネーン騎手（2戦0勝）。18頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。