ポポラーレウーノ（2020年生、母エスペランサナナ）

Popolare Uno

2020.03.16

ポポラーレウーノ（2020年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「大衆の一番(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時11歳）と交配したエスペランサナナが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は杵臼牧場。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

8月20日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は454kg。17頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた2戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったネバレチュゴーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切ったが、4着に終わった。

11月12日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西塚洸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

3歳（2023年）

8月20日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

2023年8月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月4日、中5週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4歳（2024年）

3月14日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた8戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。