リュウノファウラー（2019年生、母ポルウナカベサ）

Ryuno Fowler

2019.04.12

リュウノファウラー（2019年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のドリームジャーニー（当時15歳）と交配したポルウナカベサが22歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスウィングフィールド牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月26日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は446kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

3歳（2022年）

1月23日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横山琉人騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

4月12日、中5週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェスティヴメノコに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

8月8日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヒロシゲジャックに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月4日、中3週で迎えた6戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳M1の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた7戦目は、3歳M1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般B2七（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るナンベイコーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて順当に勝利した。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、アストニシメントメモリアル（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月5日、中4週で迎えた10戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一十二（大井ダート1400m 雨/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のモチヅキノコロに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月29日、中2週で迎えた11戦目は、志尊淳賞（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見陸騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月26日、中3週で迎えた12戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のネヴァートゥマッチに2馬身の差をつけて5勝目をマークした。

2月23日、中3週で迎えた13戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったスウィングに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

デビュー前

鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。

3月29日、中4週で迎えた14戦目は、コモドール賞（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月9日、中5週で迎えた15戦目は、インペリアル・フィズ賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったラッシュワンにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、グレイテストワークに交わされて1馬身差の2着となった。

6月29日、中4週で迎えた17戦目は、プランターズ・パンチ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて先頭を奪い、最後は2着のマウイフレイバーに1馬身1/4の差をつけて6勝目を掴み取った。

8月3日、中4週で迎えた18戦目は、牛タンバーガー賞（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月31日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（6戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

5歳（2024年）

1月25日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、シャルマンジャンに3/4馬身交わされて2着となった。

2月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤本現暉騎手（8戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のボニーマジェスティをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

3月19日、中4週で迎えた22戦目は、レッド・アイ賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は鷹見陸騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のボニーマジェスティに2馬身の差をつけて8勝目をマークした。

デビュー前

鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。

4月24日、デビュー戦は鷹見陸騎手を鞍上に据えて、行人坂賞（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての7番ゲートからスタート。競走除外となった。