ブレイブバニヤン(2003年生、母センスオブリズム)

Brave Banyan

2003.05.22

ブレイブバニヤン(2003年5月22日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勇敢な+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー(当時8歳)と交配したセンスオブリズムが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は(有)いとう牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

秋山雅一厩舎(美浦)へ入厩。

3歳(2006年)

5月28日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利東京ダート1600m 曇/不良)に出走。馬体重は466kg。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利東京ダート2100m 晴/重)に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

9月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3旭川ダート1500m 雨/不良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクロビカリに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、一般D2-3旭川ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手(1戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアートドーターに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月19日、中8週で迎えた5戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下東京ダート2100m 雨/良)に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下中山ダート2400m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手(1戦0勝)。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4歳(2007年)

1月7日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下中山ダート2400m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手(2戦0勝)。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

2月11日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下東京ダート2100m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手(3戦0勝)。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4月15日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下福島ダート1700m 晴/良)に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下新潟ダート1800m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手(1戦0勝)。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下東京芝1600m 晴/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

6月17日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の開成山特別福島芝2600m 晴/良)に出走。鞍上は吉田隼人騎手(2戦0勝)。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月29日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下新潟芝1800m 外回り 曇/良)に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月7日、中9週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下東京ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手(1戦0勝)。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線に入ると、前で粘るケージーファントムを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目をマークした。

5歳(2008年)

8月10日、約10か月半の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の瀬波温泉特別新潟ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で田中博康騎手(2戦1勝)。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の両津湾特別新潟ダート1800m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で田中博康騎手(3戦1勝)。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた17戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の九十九里特別中山芝2500m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の南武特別東京芝2400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手(1戦0勝)。17頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。