トリプルループ（2020年生、母Morena）

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月14日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3歳（2023年）

2月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鉢伏山特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったタイセイラファーガに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

4月12日、中4週で迎えた7戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のナイスビット特別 JRA所属（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のベストホリデーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月30日、中2週で迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 小雨/良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

9月27日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシャドウアイルに2馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

10月22日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着に入った。

11月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスのドンカスターカップ（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

12月28日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの春待月賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4歳（2024年）

1月13日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラスの五条坂特別（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。