キャンノットライ（1998年生、母アーバンソフィア）

キャンノットライ（1998年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のオンユアサイド（当時12歳）と交配したアーバンソフィアが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グリーンヒルスタッド。戦績は、地方32戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の一般C3八。

経歴

デビュー前

川島和美厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2000年）

9月5日、デビュー戦は須藤一弘騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 雨/稍重）に出走。馬体重は439kg。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（2001年）

5月5日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須藤一弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で須藤一弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

6月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で須藤一弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったアルティダンダールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月18日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で須藤一弘騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

9月7日、中6週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で須藤一弘騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月18日、中5週で迎えた7戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

4歳（2002年）

4月3日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、一般C3六イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

5月15日、中5週で迎えた9戦目は、一般C3六イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた10戦目は、入口将宣騎手を鞍上に迎えて、一般C3五ウ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3七イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で入口将宣騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3五ウ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で入口将宣騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3十（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で入口将宣騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3六ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で入口将宣騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月9日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3六ア（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で入口将宣騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月11日、中4週で迎えた16戦目は、一般C3六ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で入口将宣騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた17戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3五イ（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のピアチェレーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3三イ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のハッピーメルドに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

5歳（2003年）

1月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3三イ（浦和ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、エビスタイクンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月31日、約7か月の休養明けで迎えた20戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は入口将宣騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

9月23日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、一般C3七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で入口将宣騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で入口将宣騎手（9戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月23日、中4週で迎えた24戦目は、一般C3五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

6歳（2004年）

1月26日、中4週で迎えた25戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のユキノリボンを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

4月1日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3十11（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた29戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月8日、約5か月半の休養明けで迎えた30戦目は、一般C3七（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた32戦目は、一般C3六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和博騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。