ウェルスナイパー（2018年生、母Down The Well）
Well Sniper
2018.04.02
ウェルスナイパー（2018年4月2日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「腕の良い狙撃手。父名、母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のViolence（当時8歳）と交配したDown The Wellが15歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2023年の名古屋モーニングフィーバー20(一般C15)。
経歴
デビュー前
ユニオンオーナーズクラブにて総額1,400万円（7万×200口）で一口馬主が募集された。
和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2021年）
1月5日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。
5月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。
8月21日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず17着に終わった。
12月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。
4歳（2022年）
1月1日、中1週で迎えた5戦目は、一般C33（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。
1月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C31（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したキタノインスパイアにクビ差届かず2着となった。
1月31日、中1週で迎えた7戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浅野皓大騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。
2月14日、中1週で迎えた8戦目は、卓男生誕記念!華麗なるレース（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で浅野皓大騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。
2月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浅野皓大騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。
4月8日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で浅野皓大騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったフルーガルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
4月20日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた11戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で浅野皓大騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。
5月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で浅野皓大騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。
デビュー前
ユニオンオーナーズクラブにて総額1,400万円（7万×200口）で一口馬主が募集された。
沖田明子厩舎（愛知）へ入厩。
5月25日、デビュー戦は浅野皓大騎手を鞍上に据えて、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。10頭立ての3番ゲートからスタート。競走除外となった。
6月7日、中4週で迎えた13戦目は、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で浅野皓大騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
9月27日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で浅野皓大騎手（10戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
10月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C22（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で浅野皓大騎手（11戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C22（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で浅野皓大騎手（12戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた17戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた18戦目は、寿太郎祝傘寿記念（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（13戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。
12月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。
5歳（2023年）
1月2日、中1週で迎えた21戦目は、C30組（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（14戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったオレノブルースに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
1月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C26（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（15戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。
2月6日、中2週で迎えた23戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（16戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。
7月26日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、名古屋モーニングフィーバー（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。
8月8日、中1週で迎えた25戦目は、名古屋モーニングフィーバー16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。
8月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、名古屋モーニングフィーバー20（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（17戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインシュプリームに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
9月6日、中1週で迎えた27戦目は、大田川特別（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は加藤利征騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ピースワンヴェリテに交わされて2馬身差の2着となった。
9月21日、中1週で迎えた28戦目は、名古屋モーニングフィーバー38（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（18戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
10月19日、中3週で迎えた29戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。
11月2日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。
11月16日、中1週で迎えた31戦目は、伊藤楓馬23歳おめでとう杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
11月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。
12月22日、中2週で迎えた33戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤利征騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。
6歳（2024年）
1月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤利征騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。