タイキイーグル（2001年生、母レッドルーチェ）

Taiki Eagle

2001.02.12

タイキイーグル（2001年2月12日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋鷲」。毛色は鹿毛。種牡馬のEastern Echo（当時13歳）と交配したレッドルーチェが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額2,800万円（14万×200口）で一口馬主が募集された。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

10月19日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタニオブザテンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳500万下のベゴニア賞（東京芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦1勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3歳（2004年）

5月29日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の牡丹賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の田舎館特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の立待岬特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた9戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。