ヤングルーラー（1998年生、母マルタカジャンボ）

ヤングルーラー（1998年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒシマサル（当時9歳）と交配したマルタカジャンボが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤平和実。戦績は、中央平地1戦0勝、地方12戦3勝2着4回。2001年の新潟皐月賞(地方重賞)に勝利した他、2001年の新潟ダービー(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤平和実から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、藤平和実から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、鈴木忠俊によって210万円で落札された。

鈴木忠俊厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2000年）

6月24日、デビュー戦は川本裕達騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は500kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた2戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナノクビカザリから1馬身半差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は川本裕達騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（新潟(地)ダート1550m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスズケヤキに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月22日、中3週で迎えた7戦目は、2歳オープンのペガサス賞（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川本裕達騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月16日、中7週で迎えた8戦目は、3歳A2（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で川本裕達騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイシネマから半馬身差の2着となった。

3歳（2001年）

4月7日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、小野輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の桃花特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウテンペガサスから1馬身半差の2着となった。

4月15日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の松浜特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマイシネマに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

5月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の新潟皐月賞（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーオオマサに5馬身の差をつけて3勝目を手にした。

6月16日、中5週で迎えた12戦目は、3歳500万下（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は小野輝彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の新潟ダービー（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウンテンガイドからクビ差の2着に甘んじた。