ドリームチャイルド（2013年生、母セレナーデ）

ドリームチャイルド（2013年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のネイティヴハート（当時15歳）と交配したセレナーデが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）グラストレーニングセンター。戦績は、地方26戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2七八。

経歴

デビュー前

桜田浩三厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2015年）

11月9日、デビュー戦は大坪慎騎手を鞍上に据えて、2歳C2二（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は410kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアヤノバンマツリに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月5日、中3週で迎えた2戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳C1二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤマヨハッピを半馬身振り切って2勝目を挙げた。

3歳（2016年）

1月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のティーテッターに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳戦の春の息吹賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って4着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のあやめ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の盛岡さくらまつり賞（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で大坪慎騎手（7戦3勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の前沢牛まつり賞（盛岡ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で大坪慎騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大坪慎騎手（9戦3勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月14日、中4週で迎えた11戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、北海道一倉賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

12月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

4歳（2017年）

1月9日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のフレンチフローラルに1馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

2月9日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた17戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四五（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた18戦目は、操ちゃん還暦おめでとう記念（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田昂騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では稟性の負けじ心を発揮してゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

4月12日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた20戦目は、チバテレ全レース中継記念賞（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、フォージドデジタルに交わされて3馬身差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた21戦目は、良さん以知子さん結婚おめでとう（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ジェイケイウィンに交わされて1馬身差の2着となった。

6月13日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、勝ったウニヴェルソに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月22日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で張田昂騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォージドデジタルに3馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

7月23日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田昂騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた25戦目は、ばん馬キング号船橋競馬場来場記念（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田昂騎手（9戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

8月25日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた26戦目は、映画「じんじん～其の二～」公開記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田昂騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。