ロマンティコ（2016年生、母ウェーブクイーン）

Romantico

2016.04.19

ロマンティコ（2016年4月19日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「ロマンティック（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時16歳）と交配したウェーブクイーンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。主な勝ち鞍は2018年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

7月15日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月1日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したフクノワイルドに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月6日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコスモハヤテに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月24日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2019年）

1月26日、中8週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、3歳500万下のはこべら賞（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上はC.ルメール騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

2月17日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月27日、中9週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、アシャカトブに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月24日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスのニセコ特別（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。