アイノランディー（2006年生、母オカノダイリン）

アイノランディー（2006年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のオースミジェット（当時12歳）と交配したオカノダイリンが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坪田信作。戦績は、地方44戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳F1二。

経歴

デビュー前

山本和之厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2008年）

7月16日、デビュー戦は中越豊光騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（姫路ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

8月5日、中2週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた4戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた7戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、バージンサファイヤに交わされて3馬身差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、2歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエンデバーキットを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月10日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた10戦目は、2歳F1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3歳（2009年）

1月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中越豊光騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中越豊光騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた13戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で中越豊光騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のゴールデンランボーに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月18日、約5か月半の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中越豊光騎手（12戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中越豊光騎手（13戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で中越豊光騎手（14戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で中越豊光騎手（15戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で中越豊光騎手（16戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダッシュに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月11日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で中越豊光騎手（17戦3勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて、最後は2着のファーエンドシュアに1馬身の差をつけて優勝

11月25日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で中越豊光騎手（18戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったイルサルトに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で中越豊光騎手（19戦4勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で中越豊光騎手（20戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

4歳（2010年）

1月27日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で中越豊光騎手（21戦4勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で中越豊光騎手（22戦4勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で中越豊光騎手（23戦4勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で中越豊光騎手（24戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったトップスタイリストに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で中越豊光騎手（25戦4勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は24戦連続で中越豊光騎手（26戦4勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で中越豊光騎手（27戦4勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は26戦連続で中越豊光騎手（28戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったハナケンロマンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月9日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で中越豊光騎手（29戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で中越豊光騎手（30戦4勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で中越豊光騎手（31戦4勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月10日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は30戦連続で中越豊光騎手（32戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は31戦連続で中越豊光騎手（33戦4勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は32戦連続で中越豊光騎手（34戦4勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は33戦連続で中越豊光騎手（35戦4勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は34戦連続で中越豊光騎手（36戦4勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は35戦連続で中越豊光騎手（37戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた40戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた41戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（38戦4勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（39戦4勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（40戦4勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。