サトノミスチーフ（2020年生、母Play Pretty）

Satono Mischief

2020.04.20

サトノミスチーフ（2020年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のInto Mischief（当時15歳）と交配したPlay Prettyが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

6月4日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月7日、中8週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキスオンザビーチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月15日、中9週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスのプラタナス賞（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳1勝クラスのもちの木賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く3着に終わった。

12月28日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

3歳（2023年）

3月4日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡佑介騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

4月30日、中7週で迎えた7戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

6月17日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に敗れた。

6月25日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のノートルプロメスを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

8月19日、中7週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの札幌日刊スポーツ杯（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（3戦2勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

11月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの三陸特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で富田暁騎手（4戦2勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

11月25日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの高雄特別（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で富田暁騎手（5戦2勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスのクリスマスエルフ賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で富田暁騎手（6戦2勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

4歳（2024年）

2月4日、中5週で迎えた14戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。