エコロセブン(2021年生、母タイキノワール)

Ecoro Seven

2021.04.29

エコロセブン(2021年4月29日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+7」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン(当時18歳)と交配したタイキノワールが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山田 昇史。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田昇史から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

根本康広厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(2023年)

8月19日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬新潟芝1200m 晴/良)に出走。馬体重は496kg。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は勢いを失って17着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利中山芝1600m 外回り 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手(1戦0勝)。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

10月21日、中5週で迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利東京ダート1400m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3歳(2024年)

1月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利中山ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は丸山元気騎手(2戦0勝)。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利京都ダート1200m 小雨/稍重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利京都ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手(1戦0勝)。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

3月26日、中5週で迎えた7戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサドル特別浦和ダート1400m 雨/不良)に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のナックアテナに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。