ジョーストーリー（2019年生、母ネバーエンディング）

ジョーストーリー（2019年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時14歳）と交配したネバーエンディングが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。2022年のシンデレラオープン(牝)に勝利した他、2022年のユングフラウ賞(牝S2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2021年）

5月14日、デビュー戦は本橋孝太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシェナコロネに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月31日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて、最後は2着のキャッスルブレイヴに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳戦の新選特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクレールアドレに7馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、2歳S2のローレル賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月22日、中5週で迎えた5戦目は、2歳戦の浦和ジュニアチャンピオン（浦和ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3歳（2022年）

1月20日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンのシンデレラオープン（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のトキノゴールドに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月23日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はエミーブレイズと並んで2着同着となった。

6月28日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳地方重賞の優駿スプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（7戦4勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて16着に敗れた。