ヤマビコパレード（1993年生、母マルトヨミンゴ）

ヤマビコパレード（1993年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のテツトテンプー（当時12歳）と交配したマルトヨミンゴが11歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原信一。戦績は、地方26戦16勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年の不知火賞(A1 A2)。

経歴

デビュー前

利国雪城厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（1995年）

8月22日、デビュー戦は谷川真生騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトカレンをクビ差制して初勝利を挙げた。

3歳（1996年）

3月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、田原真二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C6（益田ダート1350m 雨/不良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のイワノクロヒメに3馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

4月14日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系一般C7（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原真二騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミルキーホワイトに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、みどり賞（益田ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原真二騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビューティハンターから半馬身差の2着に敗北した。

5月3日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦のさつき特別（益田ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田原真二騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系一般C4（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田原真二騎手（4戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサツキメロディーに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

5月19日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系一般C2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田原真二騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のジャイアントボーイに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、八本松特別（益田ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田原真二騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のショウケンテイオーに4馬身の差をつけて制した。

6月9日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系一般C1（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田原真二騎手（7戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のショウケンテイオーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月22日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で田原真二騎手（8戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキアミサクセスに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月21日、中3週で迎えた11戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコノミクインに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月15日、中3週で迎えた12戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスエヒロトップヒメに7馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

9月8日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のアラブ優駿トライアル（佐賀ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンヨシノに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

10月20日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のアラブ優駿（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（3戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた16戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリーエールから1馬身半差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた17戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネランランに半馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

4歳（1997年）

5月10日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロパラダイスに4馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

6月8日、中3週で迎えた19戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリーエールから1馬身半差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた20戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミカゲイチに3馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

7月6日、中1週で迎えた21戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミカゲイチに3馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

8月10日、中4週で迎えた22戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた23戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロパラダイスに4馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

5歳（1998年）

2月18日、約5か月半の休み明けで迎えた24戦目は、大山寿文騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、雪彦山特別（姫路ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビソウミラクルからクビ差の2着となった。

7月26日、約5か月の休み明けで迎えた26戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（7戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。