クラウンサプライズ（2020年生、母クラウンビション）

クラウンサプライズ（2020年3月21日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+サプライズの贈り物より。父名から連想」。毛色は栗毛。種牡馬のクラウンレガーロ（当時10歳）と交配したクラウンビションが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C2 17。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

9月18日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

3歳（2023年）

1月29日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた3戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

2023年2月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月26日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg絞って迎えた5戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったサトノラピスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月19日、中6週で迎えた7戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の佐賀の次は滋賀で～国スポ・障スポ賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

11月4日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったハマベノユウワクを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったメイショウスイセンをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

12月3日、中1週で迎えた11戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、博多和牛杯（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた12戦目は、さがけいばグルメを満喫しよう賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は出水拓人騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、バズッチに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2024年）

1月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のオウユーナッシングに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月27日、中2週で迎えた14戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、一般C2 11（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はデルマコテナゲと並んで1着同着となった。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、BAOO記念（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったダノンボンドにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3月9日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月20日、中5週で迎えた17戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシャルマンシェリーに1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。