メルボルントロフィー

レース展開

ウインベイランダーが端を切る展開、そのすぐ後ろを進むキムケンドリームとエカテリンブルク

ウインベイランダーがハナを奪う形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にキムケンドリームとエカテリンブルクが並ぶ。その後ろ、サーストンカイドーが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、キングサーガは中団やや前。2馬身以上差があって、キングオブドラゴンとミレニアムクロスは中団馬群の真ん中あたりを併走。ダンシングリッチー、ディアマンミノル、セツメンノトビウオらは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはアイアンバローズ。少し離れたシンガリにメイショウサンガがいる隊列で最初のコーナーを通過。

メルボルンT、アイアンバローズが中団後方から切れ味光る差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はウインベイランダーでリードは半馬身。2番手にエカテリンブルクとサーストンカイドーが続く。そのあと、キングサーガが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団後方にいた2番人気のアイアンバローズが豪快な末脚を炸裂させて先頭に立ち、食い下がるキングオブドラゴンをクビ差で封じて勝利を手に入れた。2着のキングオブドラゴンから2馬身半差の3着には、中団後方の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったディアマンミノルが入った。そこから半馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えた12番人気のメイショウサンガが入線した。1番人気のエカテリンブルクは2番手にいたが失速して6着に敗れた。