キャピタルステークス (L)

レース展開

ノルカソルカが馬群を引っ張る展開、2番手の位置にソリタリオとキングエルメスが取り付く

ハナを切ったのはノルカソルカ。後続を1馬身ほど離して一団を引っ張っていく。2番手にソリタリオとキングエルメスが並ぶ。その直後、ラインベックとコマンドラインが4番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはララクリスティーヌとレッドライデン。その1馬身後ろ、グラティアスは中団やや前。ヴィジュネルとレイモンドバローズは中団馬群の真ん中付近を併走。アルジャンナは中団後方の位置。その後ろ、ココロノトウダイが12番手。リアンティサージュとトリプルエースは後方5番手に控えて他馬の出方をうかがう。後方5番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはタイムトゥヘヴンとスライリー。しんがりにダーリントンホールとクリスタルブラックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

キャピタルS、ララクリスティーヌが強みである先行力を駆使した堅実な競馬で5勝目を手に入れる

先頭はノルカソルカでリードは1馬身。2番手にソリタリオとキングエルメスが続く。その直後、ラインベックとコマンドラインが4番手。1馬身離れて、ララクリスティーヌとレッドライデンが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢の後ろにいた2番人気のララクリスティーヌがしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで急追してきたトリプルエースをクビ差で封じて勝利を掴み取った。2着のトリプルエースから半馬身差の3着には、逃げ粘ったノルカソルカが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたヴィジュネルが入線、さらにハナ差の5着には、12番手にいたココロノトウダイが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはキングエルメスが入った。1番人気のグラティアスは中団前目にいたがあとひと押しが足りず7着に敗れた。