3歳1勝クラス

レース展開

エリスグリが隊列を引き連れる形、半馬身後ろの位置にサルフトピッチが取り付く

エリスグリが先頭に立つ形となり、僅かなリードでレースを引っ張っていく。2番手にサルフトピッチが続く。その後ろ、カレンハサウェイ、サイモンギフト、ビルカールらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、カイザーブリッツは中団前目。コスモジョセフとトモジャミは中団馬群の真ん中付近を併走。その少し後ろ、エリカキルシェ、メタマックス、セイウンダマシイらは中団後方の位置。バトゥーキとメイデンタワーは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方2番手の位置で力を温存するのはモズスナイパーとダークンストーミー。少し離れたシンガリにボルドーネセバルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ビルカールが負けん気を発揮してゴール寸前の激しい鬩ぎ合いをアタマ差で制す

先頭はエリスグリでリードは1馬身。2番手にコスモジョセフ、サルフトピッチ、ビルカールらが続く。その直後、カイザーブリッツ、カレンハサウェイ、サイモンギフトらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢がなかなか止まらない中、依然として先頭で粘り続けるエリスグリ。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたビルカールが不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させてエリスグリを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を掴み取った。2着のエリスグリから3/4馬身差の3着には、中団の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったメタマックスが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたトモジャミが入線、さらにクビ差の5着には、後方4番手にいたメイデンタワーが食い込んだ。1番人気のバトゥーキは中団後方にいたがもうひとつ伸びを欠き7着に敗れた。2番人気のサイモンギフトは好位にいたが最後一杯になって15着に敗れた。