レース展開

ニシノカケハシとジャスティンマリブ

ニシノカケハシとジャスティンマリブが並んで端をきり、後続との差1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。ヴェルダットが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ストライクリッチとモンサンテゾーロは中団前目。ブーガルーは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはベルモナークとキックザファースト。どん尻にリコーハスラーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

今年のJBCは岩手と共に特別、キックザファーストがレベルの違いをアピールするかの様な盤石の走りで初白星を挙げる

先頭はキックザファーストでリードは1馬身。2番手にジャスティンマリブ、ニシノカケハシ、ヴェルダットらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を疾走する1番人気のキックザファースト。そのままキックザファーストが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に9馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、中団前目の位置から矢のように疾駆したベルモナークが続き、2着と2馬身半差の3着には、2番手の位置から天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したヴェルダットが入った。2番人気のニシノカケハシは2番手にいたが最後一杯になって6着に敗れた。