第23回 九州大賞典 (地方重賞)

レース展開

ゲットワイルドが隊列を牽引、その直後にコンカラーが続く

ゲットワイルドがハナに立つ形となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にコンカラーが続く。続いて、グレイトパールが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、タイセイレオーネは中団前め。ランガディアは中団馬群の丁度真ん中を追走。スウィフトハートは中団後方の位置。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはペイシャゴンジセ。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはドラゴンチャンプ。最後方にシゲルロウニンアジがいる隊列で最初のコーナーを通過。

九州大賞典、グレイトパールが古豪の威厳を見せる様な迫力のある走りで勝利数を14に伸ばす

先頭はタイセイレオーネでリードは1馬身。単独の2番手にコンカラーが続く。そのすぐ後ろ、グレイトパールが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるタイセイレオーネ。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいた2番人気のグレイトパールが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利をモノにした。2着には、途中から先頭に立ったタイセイレオーネが続き、2着とアタマ差の3着には、2番手の位置から瞬発力に富んだ末脚を繰り出した1番人気のコンカラーが入った。