第74回 阪神ジュベナイルフィリーズ (G1)

レース展開

サンティーテソーロが隊列を引っ張る形、その直後にイティネラートル、リバーラ、ムーンプローブが取り付く

先頭に躍り出たのはサンティーテソーロ。リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。2番手にイティネラートルリバーラムーンプローブらが並ぶ。その後ろ、キタウイングが5番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアロマデローサモリアーナ。その1馬身後ろ、シンリョクカリバティアイランドは中団前め。ミスヨコハマミシシッピテソーロは中団馬群の丁度真ん中を併走。ハウピアドゥアイズは中団後方の位置。ブトンドールは後方5番手で前の動きを静観。後方5番手でじっくりと折り合いに専念するのはエイムインライフウンブライル。最後方にドゥーララヴェルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

阪神ジュベナイルF、リバティアイランドが秀でた決め脚を見せて2歳女王の座を射止める

先頭はサンティーテソーロでリードは体半分。2番手にイティネラートルが続く。そのすぐ後ろ、リバーラが3番手。1馬身離れて、キタウイングアロマデローサムーンプローブらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団にいた1番人気のリバティアイランドが圧倒的な末脚を弾けさせ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールインした。2着には、中団の位置からしぶとく脚を伸ばしたシンリョクカが続き、2着とクビ差の3着には、12番手の位置から瞬発力に富んだ末脚を披露したドゥアイズが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたアロマデローサが入線、さらに1馬身差の5着には、中団後方にいた16番人気のミシシッピテソーロが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはドゥーラが入った。2番人気のモリアーナは中団前目にいたが最後一杯になって12着に敗れた。