4歳以上1勝クラス

レース展開

タケトンボが集団を引き連れる展開、僅差の2番手にユキノエリザベスが取り付く

タケトンボが端をきる恰好となり、体半分のリードで集団を牽引。2番手にユキノエリザベスが続く。続いて、カメハメハタイムとメイショウイヌワシが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはピエドラアギーラとスズカキング。その1馬身後ろ、ヒルノエドワードは中団前寄り。バトルシャイニングは中団馬群の丁度真ん中を追走。ショウナンラタンは中団後方の位置取り。その直後、セルジュが10番手。その後ろ、ニホンピロマリブとパーサヴィアランスが11番手。コスモアシュラは後方4番手で機をうかがう。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはミッキーブンブンとマイネルパリオート。少し離れた殿にグルーヴビートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヒルノエドワードが古豪の矜持を見せる様な躍動感溢れる走りで久々の実戦をモノにする

先頭はタケトンボでリードは2馬身以上。2番手にユキノエリザベス、スズカキング、ヒルノエドワードらが続く。その後ろ、ピエドラアギーラが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるタケトンボ。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいたヒルノエドワードが目を見張るような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、逃げ粘ったタケトンボが続き、2着と1馬身半差の3着には、2番手の位置から天稟の闘争心でゴールまで力走したスズカキングが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたバトルシャイニングが入線、さらに3/4馬身差の5着には、後方2番手にいたグルーヴビートが食い込んだ。1番人気のピエドラアギーラは絶好位にいたが失速して9着に敗れた。2番人気のパーサヴィアランスは中団後方にいたが伸びが甘くなり7着に敗れた。