第77回 菊花賞 (G1)

レース展開

ミライヘノツバサが一団を牽引、そのあとにサトノエトワールが取り付く

端に立ったのはミライヘノツバサ。後続を1馬身ほど離してレースを進める。単独の2番手にサトノエトワールが続く。その2馬身以上後ろ、エアスピネルとアグネスフォルテが3番手の好位につける。その後ろ、ジョルジュサンクは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはウムブルフとマウントロブソン。その1馬身後ろ、サトノダイヤモンドは中団やや前。少し空いて、カフジプリンスとミッキーロケットは中団馬群の丁度真ん中を併走。シュペルミエール、ディーマジェスティ、レッドエルディストらは中団後方の位置。レインボーラインは後方5番手で機を待つ。後方5番手で腰を据えて折り合いをつけるのはコスモジャーベとプロディガルサン。2馬身以上離れて、後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはジュンヴァルカン。しんがりにイモータルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

菊花賞、サトノダイヤモンドが思い切りがいいレース運びで最後の一冠を奪取

先頭はミライヘノツバサでリードは2馬身以上。2番手にアグネスフォルテとウムブルフが続く。その後ろ、ジョルジュサンクが4番手。1馬身離れて、エアスピネル、マウントロブソン、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先行勢の後ろにいた1番人気のサトノダイヤモンドが豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を決めた。2着には、中団後方の位置からスパッと切れる脚を見せたレインボーラインが続き、2着とハナ差の3着には、先行勢の後ろの位置から長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったエアスピネルが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく先行勢の後ろで直線を迎えた2番人気のディーマジェスティが入線、さらに1馬身半差の5着には、中団にいたミッキーロケットが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはシュペルミエールが入った。