サマニドール（2004年生、母ハイエストドーター）

サマニドール（2004年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「生産地名＋人形」。毛色は芦毛。種牡馬のボールドカリバー（当時6歳）と交配したハイエストドーターが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は松田豊和。戦績は、中央平地3戦0勝、地方27戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の名古屋3歳牝馬( 牝)。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

9月23日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

11月5日、中5週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた3戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

3歳（2007年）

1月5日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るデルマエドワードを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

1月17日、中1週で迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ストロンググレイスに半馬身交わされて2着となった。

1月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るケープグレイスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月6日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るジョリーズクリスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップレモン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦の名古屋3歳牝馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイファーアンゼンをアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

4月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（5戦4勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく3着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップパパイヤ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（6戦4勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップシナモン賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（7戦4勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月11日、中0週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（8戦4勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（9戦4勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（10戦4勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったプリミティーヴにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

7月31日、中5週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（12戦4勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

8月8日、連闘で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳オープンの名古屋牝馬オープン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大畑雅章騎手（13戦4勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大畑雅章騎手（14戦4勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く3着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で大畑雅章騎手（15戦4勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大畑雅章騎手（16戦4勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で大畑雅章騎手（17戦4勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の竹田健造記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で大畑雅章騎手（18戦4勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた25戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で大畑雅章騎手（19戦4勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた26戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で大畑雅章騎手（20戦4勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた27戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた28戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったマサライトに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般C12（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったストラトスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月26日、連闘で迎えた30戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で清家義徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。