ワイドワーグナー（2012年生、母タブロイドニュース）

ワイドワーグナー（2012年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ドイツの作曲家名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマルカシェンク（当時9歳）と交配したタブロイドニュースが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）法理牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方3戦3勝。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、法理牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、幅田昌伸によって105万円で落札された。

新子雅司厩舎（園田）へ入厩。

4歳（2016年）

5月4日、デビュー戦は笹田知宏騎手を鞍上に据えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は523kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシノブグサスイグンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月1日、中3週で迎えた2戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のビビッドモアをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

6月22日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサクラカレンに2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月22日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。