スプリンガーハナコ（2005年生、母シンブレイン）

スプリンガーハナコ（2005年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「跳ぶ＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時19歳）と交配したシンブレインが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森永直幸。戦績は、中央平地2戦0勝、地方31戦4勝2着3回。2007年のフルーツ王国よいち賞に勝利した他、2008年の射手座特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

5月10日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず3着に敗れた。

5月16日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスターゲイズを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノプラネットに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウノラムタラに半馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

7月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のイノセントカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月26日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

10月10日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のホッカイドウ競馬三石ファンクラブ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた10戦目は、2歳オープンのフルーツ王国よいち賞（札幌(地)ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバンブーエルトリを異次元の末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目をつかんだ。

3歳（2008年）

4月30日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（6戦3勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた12戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳オープンの射手座特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた15戦目は、様似町「アポイの火まつり」特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒシカツテイオーからクビ差の2着となった。

8月6日、中1週で迎えた16戦目は、アルファ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた17戦目は、北菓楼開拓おかき特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のデリバティブボーイをクビ差制して4勝目をマークした。

8月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の積丹特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

4歳（2009年）

8月4日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、ティンバーカントリー賞（門別ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

8月18日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた21戦目は、優駿の里安平町「カマンベールチーズ」特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた22戦目は、優駿の里北海道安平町「黒大豆」特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた23戦目は、ブラックタキシード賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた24戦目は、鈴蘭特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた25戦目は、神威岳特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた26戦目は、みんなあったかホクレン灯油特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤正弘騎手（6戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

11月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、静内白鳥広場特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で斉藤正弘騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月17日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた28戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた29戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2010年）

1月20日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1 2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバートップガンから2馬身差の2着となった。

3月3日、中1週で迎えた33戦目は、荒玉地区公営競技応援賞（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松島慧騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。