カネコメハナコヨ（2015年生、母カネコメヨイコ）

カネコメハナコヨ（2015年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ハナコよ。母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のマルカシェンク（当時12歳）と交配したカネコメヨイコが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上C1一。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

9月10日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3歳（2018年）

2月10日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

3月25日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サノノツルギに交わされて2馬身差の2着となった。

5月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったキングバゴスターを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

5月13日、中1週で迎えた10戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のレディオブザレイクに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、伸びてきたハクサンキャノン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るドッペルゲンガーを豪脚でクビ差だけ差し切って制した。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のビバラエポボンに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

7月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の七尾祇園祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた17戦目は、楽天競馬パワーアップ!特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた18戦目は、どんどんまつり特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた19戦目は、平成30年北海道胆振東部地震被災者支援（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた20戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた22戦目は、旧福浦灯台ライトアップ特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、最後はエイシンソニックと並んで3着同着となった。

4歳（2019年）

4月17日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた26戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、丹波篠山市誕生記念 4歳以上特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた27戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシュティーアを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

8月21日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

9月18日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上B2 C1（園田ダート1870m 雨/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた32戦目は、南あわじ市ゆめるん特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上B2 C1（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた34戦目は、姫路競馬7年半ぶり再開記念（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。