リンガラポップス（2015年生、母クラシックローズ）

リンガラポップス（2015年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「１９７０年代にキンシャサで生まれたリンガラ音楽」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時12歳）と交配したクラシックローズが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2017年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

6月18日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタイセイアベニールに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月23日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

9月23日、中8週で迎えた4戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村友一騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北村友一騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。

3歳（2018年）

1月20日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳500万下のなずな賞（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村友一騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

4月14日、中8週で迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた9戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月1日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下の八幡特別（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は北村友一騎手（7戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

11月3日、中8週で迎えた11戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

12月15日、中5週で迎えた12戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の栄特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線では末脚に勢いがなく18着に終わった。

4歳（2019年）

3月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、逆瀬川特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったモンファロンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月6日、中3週で迎えた14戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月15日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、よさこい盃（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた16戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月17日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5歳（2020年）

1月2日、中1週で迎えた18戦目は、そのだは面白い!第10回青芝フック杯（園田ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で木本直騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

2020年1月8日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。