ワイドイットウ（1989年生、母ホウシユウスタン）
Wide Itto
1989.04.05
ワイドイットウ（1989年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマッチレススピード（当時8歳）と交配したホウシユウスタンが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地32戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の4歳以上900万下(牝)。
プロフィール
基本情報
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| きS | Pharamond＝Sickle | 6*7 | 2.34% |
| きM | Sierra＝Sainfoin | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Solario | 7×4 | 7.03% |
| 牡 | Gainsborough | 7×5 | 3.9% |
| 牡 | Swynford | 7×6*6 | 3.9% |
| 牡 | Buchan | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Whisk Broom | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Pharos | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡S | Man o' War | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Display | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Phalaris | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Fair Play | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Friar Rock | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Blandford | 5*5 | 6.25% |
| 牡M | St. Simon | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Orby | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Plucky Liege | 7×4 | 7.03% |
| 牝S | Selene | 7*7 | 1.56% |
| 牝M | Canterbury Pilgrim | 7*7*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- リボー系
- ファミリーナンバー
- 16-c
レース成績
経歴
デビュー前
吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1991年）
8月3日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。
8月10日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマダムテンションを3/4馬身差し切って初白星を挙げた。
10月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の黄菊賞（京都芝1600m 外回り 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。
12月8日、中3週で迎えた5戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。
3歳（1992年）
1月19日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は松永幹夫騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。
2月8日、中2週で迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
2月22日、中1週で迎えた8戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オークツリーに3/4馬身交わされて2着となった。
3月15日、中2週で迎えた9戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
3月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。
5月3日、中4週で迎えた11戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都芝1800m 外回り 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。
5月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着を確保した。
6月7日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマーチンアテナに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
9月19日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上900万下のHTB杯（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。
10月18日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。
10月31日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のインターエトワールをクビ差振り切って優勝
11月28日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の花園ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。
12月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のサンタクロースハンデキャップ（阪神ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。
4歳（1993年）
1月5日、中0週で迎えた20戦目は、門松ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（4戦2勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。
1月24日、中2週で迎えた21戦目は、北山ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（5戦2勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。
2月14日、中2週で迎えた22戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の橿原ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。
10月17日、約8か月の休み明けで迎えた23戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。
10月30日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。
11月13日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（6戦2勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。
11月27日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の衣笠特別（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（7戦2勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。
12月18日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
5歳（1994年）
1月5日、中2週で迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田原成貴騎手（9戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。
1月23日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田原成貴騎手（10戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
2月5日、中1週で迎えた30戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田原成貴騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。
2月19日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田原成貴騎手（12戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。
3月13日、中2週で迎えた32戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は松本達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。