アイランドロッコー（1992年生、母ミスアイランド）

アイランドロッコー（1992年6月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアイランドハンター（当時9歳）と交配したミスアイランドが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アイランドファーム。戦績は、中央平地30戦1勝、中央障害4戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

古賀一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

11月5日、デビュー戦は玉井智光騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で玉井智光騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で玉井智光騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた5戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50.5kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3歳（1995年）

1月15日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた7戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた9戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

4月29日、中5週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は塚越一弘騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手（4戦0勝）。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は矢原洋一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

7月22日、中1週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた18戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた19戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で山本康志騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のソルティーをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山本康志騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山本康志騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（7戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた24戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた25戦目は、渡部秀一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は山本康志騎手（6戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（1996年）

1月6日、中1週で迎えた27戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は塚越一弘騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後は一杯になって16着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚越一弘騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた32戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で塚越一弘騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた33戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（9戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた34戦目は、A.ギャラウェイ騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。