アンジェマリーナ（2021年生、母Lacustre）

Ange Marina

2021.02.25

アンジェマリーナ（2021年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より+港」。毛色は鹿毛。種牡馬のマクフィ（当時14歳）と交配したLacustreが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日本中央競馬会日高育成牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、福盛訓之によって1,045万円で落札された。

石橋満厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2023年）

9月6日、デビュー戦は長谷部駿弥騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 雨/良）に出走。馬体重は410kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったピンクレディに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた3戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1230m 小雨/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマユヒメを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月23日、2歳1勝クラスの万両賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

3歳（2024年）

3月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳B C1（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月10日、中4週で迎えた8戦目は、3歳B（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で長谷部駿弥騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

6月18日、中9週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた10戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた11戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオーブ賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた12戦目は、千野稜真騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったクラウンパントに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月17日、中3週で迎えた13戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた14戦目は、腰越賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は千野稜真騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた15戦目は、緑と清流のまち ときがわ賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千野稜真騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。