スターグリップ（2022年生、母カウムディー）

Star Grip

2022.05.29

スターグリップ（2022年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時11歳）と交配したカウムディーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。主な勝ち鞍は2025年の招福特別。

経歴

デビュー前

田島寿一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2024年）

10月11日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は456kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

11月11日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テディージュエリーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

12月10日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のスコーピオン賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミステリオに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2025年）

1月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の招福特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のエレファントランに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月12日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寒椿スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

デビュー前

田島寿一厩舎（川崎）へ入厩。

4月10日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのネクストスター東日本（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月19日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた7戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、バーボン賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のペルセイズを3/4馬身振り切って久方ぶりの実戦を制した。