ミラクル（2006年生、母アサクサオリーブ）

Miracle

2006.03.07

ミラクル（2006年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「奇跡」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時18歳）と交配したアサクサオリーブが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は藤井牧場。戦績は、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤井益美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

宇野木数徳厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2009年）

2月13日、デビュー戦は半澤慶実騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は495kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエイブルパークに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月18日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサトコンワールドに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月6日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で半澤慶実騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で半澤慶実騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。