ハクユウベリー（2013年生、母キシャリ）

Hakuyu Berry

2013.03.24

ハクユウベリー（2013年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のカネヒキリ（当時11歳）と交配したキシャリが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、地方10戦1勝2着3回。2016年の佐賀若駒賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、石田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、H.Iコーポレーションによって163.08万円で落札された。

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2015年）

7月11日、デビュー戦は石川慎将騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は440kg。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、シャンスキーにクビ差交わされて2着となった。

7月19日、連闘で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタイムオブレディーに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のリゲル特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったイザシュツジンを半馬身捉え切れず2着となった。

10月25日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川慎将騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、最後はカンガルーレッドと並んで4着同着となった。

11月14日、中2週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の天山賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で石川慎将騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞のカペラ賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で石川慎将騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

3歳（2016年）

1月2日、中4週で迎えた10戦目は、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で石川慎将騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のネーブルホープに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。