ナリタリュウセイ（1998年生、母アトラクト）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ハクツ牧場から「北海道6月当歳市場サラブレッド当歳」に上場され、山路秀則によって4,095万円で落札された。

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

3月11日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3月25日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

6月24日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、6着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月23日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシーオペレッタに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月13日、中2週で迎えた9戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の春日山特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた10戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の犬山特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。